ブログ|大門・芝公園・浜松町駅で歯科・歯医者をお探しの方は、ヴィオラデンタルクリニックまで

診療時間
10:00~20:00

:10:00~20:00
:10:00~18:00
:10:00~14:00 (予約制)
休診日:火曜・祝日
※祝日のある週の火曜日は診療いたします。

tel.03-3455-6435

〒105-0014
東京都港区芝2丁目2-15
芝ヒロセビル3F

  • 予約制
  • 各種保険取扱
  • メニュー

歯周病で顎の骨が溶けるのはなぜ?

2019年5月9日(木)

皆さんこんにちは。

ヴィオラデンタルクリニックです。

 

歯科医院で歯周病の説明を受ける際、顎の骨が「溶ける」あるいは「吸収される」という言葉を聞いたことがあるかと思います。

 

一般の方からすると、こういった表現はなかなか理解しにくいですよね。

 

虫歯と同じように細菌によって溶かされるのかと勘違いされる方もいらっしゃいます。

 

そこで今回は、歯周病で顎の骨が溶けるメカニズムについて、わかりやすく解説します。

 

歯周病菌は炎症を引き起こすだけ

歯の表面に歯垢や歯石が形成されて、歯周病菌が繁殖すると、私たちの体は防御反応を示します。

 

具体的には、歯垢や歯石のすぐ近くにある歯茎に白血球などの免疫細胞が集まって、細菌を攻撃し始めるのです。

 

その結果、歯茎に炎症が引き起こされます。

 

これが歯周病によって生じる歯茎の腫れや出血の原因です。

 

重症化すると顎の骨にも炎症が広がる

歯周病が重症化すると、歯茎で生じた炎症がさらに奥深くにある歯槽骨にまで広がっていきます。

 

歯槽骨とは、歯を支えている顎の骨ですね。

 

この状態を歯周炎と呼び、いよいよ顎の骨が溶けるという現象が現れてくるのです。

 

炎症が長く続くと歯茎や骨は吸収される

重度の歯周病を患っている患者さんは、歯茎が短くなっていたり、歯槽骨が低くなっていたりします。

 

これは、長引く炎症反応によって歯茎や骨の細胞が破壊され、再生されなくなった結果です。

 

つまり、歯茎や骨は歯周病菌が産生した何かによって溶かされるのではなく、炎症反応の持続によって壊されてしまったといった方が適切かと思います。

 

そういう意味で、歯周病というのは重症化する前にきちんと治療を受けることが何よりも重要といえます。

 

まとめ

このように、歯周病で顎の骨が溶けるのは、長引く炎症反応が原因です。

 

一度破壊されてしまった顎骨は、そう簡単に再生されないので、できれば早期に治療を受けましょう。

 

もちろん、すでに進行してしまった歯周病でも治療は行えますので、歯周病にお悩みの方はお気軽に当院までお越しください。

 

ヴィオラデンタルクリニック

医院名 ヴィオラデンタルクリニック
院長 藤本 まゆみ
住所 105-0014
東京都港区芝2丁目2-15 芝ヒロセビル3F
電話番号 03-3455-6435
URL
診療内容 むし歯、歯周病、入れ歯(義歯)、予防・クリーニング、口腔外科、小児歯科、セラミック治療、ホワイトニングなど
概要 JR山手線・京浜東北線浜松町駅徒歩7分、都営三田線芝公園駅・都営浅草線大門駅各徒歩8分の歯科医院です。地域の皆様がいつでも通いやすく、何でも相談しやすい歯科医院をめざしております。平日の月曜日・木曜日は夜20時まで、土日も診療を行っています。