セルフホワイトニングと歯医者さんのホワイトニングの違い
2019年3月25日（月）
最近、街でセルフホワイトニングという看板をよく目にするようになりました。
都心部だけでなく、地方でも、ホワイトニングと検索してみると、セルフホワイトニングサロンが検索上位に表示されています。
主にエステサロンがホワイトニングサロンを併設していることが多いようです。
セルフホワイトニングなら、歯医者さんよりも通いやすいし、料金をとっても歯科医院のホワイトニングと比較するとリーズナブルなところも多いし、ということで利用された方もいるかもしれません。
そんな最近流行りのセルフホワイトニングですが、歯医者さんのホワイトニングとは何が違うのでしょうか。そこでセルフホワイトニングと歯医者さんのホワイトニングの違いについて、詳しくご紹介していきます。
セルフホワイトニングについて
セルフホワイトニングというのは、歯の着色汚れを酸化チタンなどの物質を反応させて落として歯を白くします。ですが、あくまでもこれは、歯の汚れを落とすので、歯本体が白くなっているわけではありません。
歯がだんだん黄ばんでくる原因として、一つの原因に加齢があります。
これは歯のエナメル質の下にある象牙質という部分が徐々に加齢とともに固く黄ばんできます。この黄ばみが透けてみえてくることで、歯が黄ばんでみえてくるのです。
この黄ばみはコーヒーなどの飲料や食べ物由来の着色が原因ではないので、汚れを落とすだけのセルフホワイトニングでは、白くすることができないのです。
一方、歯医者さんのホワイトニングはどうでしょうか。
歯医者で行うホワイトニングについて
歯医者で行うホワイトニングというのは、歯のエナメル質に直接アプローチして、歯をもともとの色よりも白くしてくれます。
これは過酸化尿素や水素といった薬剤が化学反応を起こして汚れだけでなく、歯の象牙質の黄ばみを透けにくくしてくれるからです。
例えば、前歯をオールセラミックなどの白い被せ物にしていたのに、歯が黄ばんできた場合は、セルフホワイトニングでも、汚れを落とすので、セラミックの歯の白さを取り戻すことはできます。ですが、自分の天然の歯で年齢とともに歯が黄ばんできてしまった場合は、残念ながらセルフホワイトニングだけでは、歯を白くすることは難しいのです。
まとめ
このようにセルフホワイトニングと歯医者さんのホワイトニングには大きな違いがあります。ぜひ歯そのものから、削っていない自分の歯を白くしていきたいのであれば、歯医者さんのホワイトニングがおすすめです。
